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頭痛③ 緊張型頭痛


緊張型頭痛は頭が両側からしめつけられるような痛みで、頭痛のときに動いても、痛みが強くなることはなく、目がチカチカするなど前兆や嘔吐はみられないことが多いです。合谷、肩井、風池などにコリがあり、ツボを押すと痛いです。

原因と対策

・長時間のスマホやテレビなどスクリーンタイムが長い

 →適度に休憩しながら、姿勢を正す

・首や肩こりなどで、血流が悪くなって、頭痛を起きる

 →ストレッチや体操で首や肩の筋肉をうごかすなど
  あたためて、血行をよくすることが効果的です。
 片頭痛とは逆であたためたり、動かすことでよくなることが多いです。

日本頭痛学会にのっている1日2分の頭痛体操もおすすめです。
片頭痛の発作中はとにかく安静が大切ですが、発作が起きてないときの頭痛体操は片頭痛の予防になり、緊張型頭痛の改善につながります。首と肩の筋肉をほぐして、脳の痛み調節系にいい刺激を送るストレッチ効果もあります。

・腕をふる体操

頭は動かさずに、右肘、左肘を交互に前に出す

・肩を回す体操

肘をまげて腕を内側、外側にまわす


・頭痛ダイアリーを書いてみる

日記を書くことで頭痛のあった日、どんな痛み、前兆やきっかけはあったかなど、自分がどんなときに頭痛がひどくなるかが分かってきます

また片頭痛と緊張型頭痛を合併することもあります。

どっちの要素がつらいかを考えてみて、より困るタイプの対策をしましょう。

長引く頭痛はすぐには治らないことが多いです。 

頭痛があるけど、自分でコントロールできて、上手に頭痛と付き合って生活をおくることを目指しましょう。