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こどもの肥満


こんにちは。ヤマモトです。

今日は年々増えてきているこどもの肥満について書きたいと思います。

小児期の肥満の原因としては食生活の洋風化、ゲームやテレビやインターネットの普及による運動不足などが挙げられ、さらには長引くコロナウイルスによる自粛生活なども原因の一つと考えられます。


小児期の肥満は無症状であることも多いため受診のきっかけになることは少ないです。

しかし肥満の状態が長くつづくと高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病に早ければ20代、30代で罹患してしまうかもしれません。


これらを予防するにはできるだけ早い時期に肥満を改善することが大切です。

例えば

・家族で夕食をとる。8時間以上の睡眠(幼児期は10時間以上)

・1日3食バランスのいい食事、1口につき30回噛む

・1日60分以上の運動(からだを使った遊びや体育なども含む)

このような生活習慣、食習慣の変更には家族の協力が必要です。いきなりすべてをしようと思うと続かないこともあるので「週1回できる日を作る。」「寝る前におやつを食べない。」など少しずつでもできることからはじめてみませんか。

腹囲が身長の半分以上あるお子さんは、内臓脂肪がある可能性があります。

当院では血液検査や腹部エコー、生活指導、栄養指導を行っています。

気になる方は一度受診してみてください。